東洋陶磁美術館蔵名品デジタル図録

今回、コクヨ株式会社様から依頼を受け東洋陶磁美術館様のデジタル図録作成を請け負いました。
この図録はバーチャルミュージアムをはじめ、スライドショーや作品図録など、美術品の美しさを存分に楽しんでいただける今までに無い全く新しく充実した「デジタル図録」です。
この図録の作成は、教室の先生だけでなく生徒さんにも協力をお願いして、なんと6ヶ月以上かけて作成した大作なのです。
株式会社サンズが総力をあげて作成した歴史に残る名品といっても過言ではありません。
笑い顔が絶えない教室で生まれた作品だからこそ伝わる温かい図録をぜひご覧ください。

 

「 大阪市立東洋陶磁美術館 館蔵名品デジタル図録 」 のこだわりポイント

Windows・Macintoshのどちらでもご利用いただけるハイブリッド版で、日本語と英語版をご自由に切り替えできる機能もご用意いたしました。
今回は当美術館の館蔵作品のなかでも名品といわれる40作品を厳選して収録いたしました。
この中には国宝に指定されている 「 油滴天目 茶碗 」と「 飛青磁 花生 」 も収録されています。
作品の素晴らしさだけでなく、今回のデジタル図録は最新の技術をふんだんに使い、今までに無い全く新しい、充実した「デジタル図録」に仕上がっております。

 


今回のデジタル図録では作品スライドショーや音声解説、並べ替えできる使いやすい詳細図録にVR技術を使ったバーチャルミュージアム、更に作品写真100点以上を全て切り抜き処理を行い高解像度画像データにして収録いたしました。はがきなどの個人利用であればご自由にお使いいただけます。
更に収録された情報はリンクしていますので様々な角度から作品を知ることが出来るようになっております。
使うたびに新しい発見が出来る全く新しいデジタル図録をご堪能下さい。

作品ページにある写真はViewpointという技術を使い、下にある大きさまでズームして閲覧することが出来ます。
更に収録写真全てに印刷用として切り抜き処理を施した高解像度の画像データをご用意いたしました。

 


作成担当者からの感想

「輝武先生」

今回コクヨ様からこの話が来た時、絶対に今までに無い「最高のデジタル図録」を作ろうと誓いました。本当に多くの方にご協力頂き、胸を張って紹介できる素晴らしいデジタル図録に仕上がりました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
このデジタル図録はCD-ROM容量の許す限り、陶磁に関する様々な情報を詰め込みました。ページ数は500ページ以上あり、いつまでも楽しんでお使いいただけると思います。
特にお勧めなのが収録している写真全て切り抜き処理を行った高解像度の画像を収録している点です。はがきやTシャツプリントなど様々な活用が可能です。
予算も手間も惜しまず作り上げた本当に贅沢な図録です。それがたったの1,995円で手に入ります。是非ご購入の程宜しくお願いします!

正直言うと販売実績が次回の仕事につながります。
是非是非宜しくお願いしま~す m(_ _)m

「生徒さん 福岡さん」

今回美術品の陶磁器の「切抜き」を初めてさせて頂きました。
美術品と言う事なので「切り抜く」のは、とても神経を使いました。
でも 出来上がったDVDを見て感激しています。
陶磁器のデジタル画像・・ 図録詳細・・解かりやいナレーション
そしてなにより驚いたのはバーチャルの世界で見る事が出来る事です。

私は今まで陶磁器を深く鑑賞したことはなかったのですが、少しだけ 陶磁器の魅力がわかってきたような気がしました。
私は「切り抜き」をさせて頂きましたが、この作業での経験は私にとっては非常に良い勉強の場になり、またこのような場を与えてくれたことにたいへん感謝しています。

「小泉先生」

教室の先生と生徒さんが協力して作り上げた作品です。
笑ったり、投げ出したくなったりしましたが、最高の作品に仕上がりました。
皆で一緒に協力し合うことで、楽しみは2倍にも3倍にもなりました。
苦労は二分の一、三分の一になりました。
人という字は寄り添っている形だといいますが、教室の生徒さん・先生にも感謝です。

素敵な仲間に乾杯!!

「平先生」

私は、もともと細かい作業を行うのは大好きな方なのですが、 今回の美術品の切り抜きなどは、本当に細かい部分まで気を使い、なかなか大変でした!
でも、大変だった分、出来上がりに大満足♪
歴史年表もあってわかりやすいですし、図録詳細ページなどを見ると、その作品の特徴などをまとめて読むことができるので、陶磁に詳しくない私でも、リンクなどのチェック作業をしている時についつい見入ってしまったりしました~。
まだ完成品の全部は見ていないので、今度家族にも自慢しながら見たいと思います♪

「保田さん」

今回の図録制作は本当に地道な作業の繰り返しで大変でした。
読めない文字、普通に入力しては出てこない文字と格闘し、毎日毎日パソコンの画面と資料とをにらめっこしているうちに、制作中は、「○番の美術品はこれ!」と言えるぐらいまでになったほどです。
でも大変だった分、思い入れもあり、とても愛着のある図録になりました。
美術品の美しさを、バーチャルミュージアムやスライドショーなどで楽しみながら味わっていただければと思います。
きっと、見るたびに新しい発見がありますよ!!

「奥平先生」

「自宅でいいから切抜き作業をお願いね!」 
いつものように 「はーい!わかりました!!」 と、簡単に引き受けてしまいましたが、自宅に送られてきた画像を見てしばらくパソコンの前で固まりました・・・(-.-)
お皿の画像の切り抜き・・・と思いきや、送られてきた画像は、小さなおすもうさんが何人も絡んでる人形たち。
きゃ~、なぜ私なの?
たくさんある画像の中から、なぜ私が難しいおすもうさん画像なの~(>_<)
「これは見なかったことにしよう・・・受信不可ってことにしよう・・・」
なんてことできるわけありません。
ハイ、頑張らせていただきました。
1度目は、じっくりと作品を鑑賞していただき、是非とも2度目は、どれが一番切り抜き作業が大変だったか、・・・という視点で見てみてください!!

※この業務はコクヨ株式会社様から請負作業したもので、開発及び発売元はコクヨ株式会社様となります。契約上下請け会社からの情報公開はしませんが販売協力をすることを前提に、特別にコクヨ株式会社様より許可を得て公開しています。